【住まいの床基礎知識】失敗しない床材の選び方、教えます。

選び方

住宅の印象を大きく左右する、床。床材選びに失敗しないために、床材の特徴や選ぶ際のポイントを解説します。

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Index

床材の種類

床の種類と選び方

床の種類は多岐にわたり、選択次第で住環境の快適性や部屋の印象に大きな影響を与えます。
主な床材には、木材、フローリング、カーペット、タイル、塩化ビニルなどがあります。それぞれ素材や特性によって、異なる利点と欠点を持ちます。
例えば、木材は温かみがあり、自然な風合いを楽しめますが、水や傷に弱いという特徴があります。一方、塩化ビニルは耐水性に優れ、手入れが簡単なので、キッチンやバスルームに向いています。
選び方のポイントとしては、部屋の用途、ライフスタイル、予算を考慮することが重要です。特に、家族に小さな子供やペットがいる場合、耐久性や安全性も考慮する必要があります。

床材の種類と特徴

床材にはさまざまな種類があり、それぞれに独自の特徴があります。代表的な床材は下記のとおりです。

床の種類

フローリングの特徴

フローリングの特徴

無垢フローリングと複合フローリング

リビングの床材として定番のフローリングは、温かみのある雰囲気と、足触りの柔らかさで人気です。メンテナンスが比較的簡単であるため、忙しい家庭にも適しています。断熱性が高く、冬の寒い日でも冷えにくいというメリットがあります。
無垢フローリングと複合フローリングがあり、無垢フローリングは、原木から切り出した一枚板を加工した、天然木100%の無垢材で作られたフローリングです。使い込むほど深みが出るのでインテリアにこだわる方に人気です。
一方、複合フローリングは合板などの下地材の表面に、薄く削った木材や化粧シートを張り合わせて作られたフローリングです。
表面の厚みや素材によって価格はさまざまで、好きな色・デザインを選ぶことが可能です。耐久性・コスト面に優れるので、一般的な住宅に広く普及しています

予算や場所で選ぶ

複合フローリングには3つのタイプがあります。
表面の木の厚みが2~3mmの「挽き板タイプ」、表面の木の厚みが0.3~1mmの「突き板タイプ」、表面に木目のシートを張った「シートタイプ」。
挽き板タイプが一番高級で、無垢材に近い風合いを楽しめます。シートタイプは価格が安く、木ではないのでメンテナンスが不要でお手入れが簡単です。予算や場所によって自分に合うものを選びましょう。

フローリングのデメリット

天然木なので温度や湿度の変化により、収縮や膨張の影響を受けます
特に無垢材は乾燥による割れや、湿度による反りが起こる場合があります。木に近い程、傷や水に弱いので、長く使うためにはメンテナンスが必須です。
また傷がつきやすいという欠点もありますが、最近では傷に強い加工が施された製品も販売されています。

フローリングのメンテナンス

まず日常的な掃除としては、掃除機やクロスを使用して、ほこりや汚れを取り除くことが基本です。
水を使いすぎると木材が反る原因になるため、水拭きする際は適量で。汚れが気になる時は、専用のフローリングクリーナーを使って、より徹底的な清掃を行うとよいでしょう。
この際、成分を確認し、フローリングに適した製品を選ぶことが重要です。また、家具の下にはフェルト保護材を貼ることで、移動時の傷を防ぎます。

クッションフロアの特徴

クッションフロアの特徴

クッションフロアの素材・特性

クッションフロアは、塩化ビニル素材でできた柔らかい床材です。
クッション性があるため、足に優しく、歩行音も抑えられるのが特徴です。また、防水性・撥水性があり、汚れがつきにくいため、水回りの床材としても人気です。
転倒時の衝撃を緩和する効果もあるため、小さい子供や高齢者のいる家庭にも適しています。掃除がしやすく、アレルギーの原因となるダニやホコリが溜まりにくいのもメリットです。

豊富なバリエーションと使い勝手の良さ

クッションフロアの魅力の一つが、その豊富なバリエーション。木目調や石目調などさまざまなデザインや柄があり、インテリアに合わせて選ぶことができます。
他の床材と比べると安価な場合が多く、予算に応じた選択ができます。
また水拭きするだけでほとんどの汚れを取り除くことができ、特別なクリーニング剤やメンテナンスを必要としません。ハサミなどでカット可能なので、DIYでも人気です。

クッションフロアのデメリット

一方で、クッションフロアは他の床材に比べて耐久性に劣ります。経年劣化で浮いてきたり、色褪せることがあり、その場合は張り替えが必要です。
また重たい家具を置くと、凹んで跡がついてしまい、傷もつきやすいため、家具の下には保護シートや板などを敷くことが推奨されます。熱にも弱いので、ヘアアイロンなどで溶けてしまう場合があるので注意が必要です。

クッションフロアのメンテナンス

クッションフロアは柔らかいので、表面を傷つけないように扱うことが重要です
こぼれた液体はすぐに拭き取ることで、シミや変色を防ぎます。具体的には、中性洗剤を含ませた布で優しく拭き取り、その後乾いた布で水分を取り除く方法がおすすめです。
さらに、重い家具の下には保護材を取り付けることで、床に負荷がかかるのを防ぐことができます。

フロアタイルの特性

フロアタイルの特徴

フロアタイルの特性

フロアタイルは、塩化ビニル素材でできたタイル状の床材です。
硬く、耐久性があり傷や水に強いので、商業施設やホテル、公共の場所で多く使われています。日常的な使用での劣化が少なく、メンテナンスがしやすいので、長期間美しさを保つことができます。
家庭内では、キッチンやバスルームなどの水回りに最適です。最近はリビングの床材としても人気があります。

リアルな質感

フロアタイル最大の魅力が、デザイン性の高さです。
木目や石目のリアルな質感を再現しており、高級感を演出することができます。敷き方で模様を作ることもでき、バリエーションも豊富。クラシックな雰囲気やモダンなスタイルに調和し、インテリアの質を高めます。

フロアタイルのデメリット

デメリットとして、フロアタイルはクッション性がないので、足腰に負担がかかる場合があります。硬質の素材なので、防音性もありません。また温度変化によって冷たさを感じることもあります。小さい子供や高齢者のいる家庭では、配慮が必要になるかもしれません。

フロアタイルのメンテナンス

フロアタイルは美しい見た目と耐久性が特徴ですが、長く使用するためには適切なメンテナンスが欠かせません。
基本的なメンテナンスとしては、日常的に掃除機やフロアワイパーでホコリや汚れを取り除き、定期的に中性洗剤を使って拭き掃除を行いましょう。強い酸性やアルカリ性の洗剤は、タイルの表面を傷める原因となりますので避けてください。また、タイルの継ぎ目に汚れがたまる場合があるため、細かい部分の掃除には専用のブラシを使うと良いでしょう。

カーペットの特徴

カーペットの特徴

カーペットの種類

肌触りがよくて暖かく、裸足でも気持ちよく過ごせるのが魅力のカーペット。
素材は大きく天然繊維と化学繊維に分かれます。天然繊維はウール、絹など、化学繊維はナイロン、ポリエステルなどが使われていて、使用する場所や目的に合わせて選ぶことが重要です。
例えば、リビングルームには柔らかくて暖かいウール素材が適している一方、廊下や玄関などの高頻度で往来のある場所には耐久性のあるナイロン素材がおすすめです。

カーペットのクッション性と保温性

天然素材のカーペットは保温性・保湿性に優れ、夏場はさらっと、冬場は暖かく過ごせます。
またクッション性が衝撃を和らげ、音を吸収します。小さい子供がいる家庭や、音を気にする場合に、効果が期待できます。

カーペットのデメリット

カーペットは汚れやすく、シミになりやすいため、こまめな手入れが求められます。特に食品や飲料によるシミがつきやすいため、こぼれた際には迅速に対応することが重要です。撥水加工のカーペットもあるので検討してみてください。またアレルギーの原因となるダニが発生しやすいので、掃除はこまめに行いましょう。心配がある場合は、抗菌加工されたカーペットを選ぶと良いでしょう。

カーペットのメンテナンス

カーペットに付着した汚れやホコリはアレルギーの原因となるため、週に一度はしっかりと掃除機をかけることをお勧めします
また、飲み物などをこぼしてしまった場合は、すぐに吸水性のある布で押し拭きし、汚れを吸い取るようにします。頑固な汚れには、専用のカーペットクリーナーを使用すると効果的です。さらに、年に一度はプロのクリーニングサービスを利用することで、カーペットの寿命を延ばすことができます。

畳の特徴

畳の特徴

畳の特性とメリット

畳は日本の伝統的な床材で、自然素材ならではの温かみがあります。空気を多く含んでいるため、断熱性・保湿性に優れています。適度なクッション性を持ち、歩行時の足への負担を軽減します。
調湿機能により、湿度が高いときには水分を吸収し、乾燥しているときには水分を放出してくれる優秀な床材です。この調湿機能は、湿気の多い日本の気候において大変役立ちます。

畳離れ…でもやっぱり畳が好き

最近では洋風の住まいが増え、畳離れが進んでいますが、和の文化を取り入れた空間は根強い人気があります。
畳のもつ独特の香りと肌触りは、リラックス効果があり、その静けさや落ち着きは他の部屋にはない魅力です。

長持ちさせるにはメンテナンスが必須

畳は耐久性が高いですが、自然素材のため、経年により表面は徐々に乾燥していきます
10年以上使用していると、経年劣化でい草の強度が低下、乾燥が進んでもろくなり、ささくれになりやすくなります。劣化すると見た目の変化だけでなく、臭いや触感にも影響を与えるため、長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが必要です。

畳のメンテナンス

基本的なメンテナンスとしては、畳の上を掃除機で軽く吸い、埃を取り除くことで清潔さを保てます。また、湿気を避けるために、晴れた日には窓を開けて風を通し、畳を乾燥させることが重要です。
具体的には、年に数回は畳を上げて裏側を乾拭きし、日光に当てて乾燥させると良いでしょう。さらに、畳の寿命を延ばすためには、畳表の定期的な交換を考慮します。
これにより、見た目の美しさを維持しつつ、衛生面でも安心できます。最後に、畳の上に重い家具を長時間置かないようにし、畳の変形を防ぎましょう。

床材の選び方

床材選びのポイント

床材の選択は空間の印象を大きく左右します。選ぶ際には、家の使用目的や家族のライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。デザインも考慮し、内装スタイルに合う色や質感を選びましょう。
それぞれの素材が持つ特性や、メンテナンスのしやすさも踏まえて選ぶことで、快適で心地よい住環境を実現できます。

■耐久性とメンテナンス性

耐久性を重視するなら、フローリングやフロアタイルがおすすめです。
特に無垢材のフローリングは高い耐久性を持っていますが、メンテナンスが必須。メンテナンスが簡単な素材を選びたい場合は、汚れがつきにくく掃除が簡単なクッションフロアが最適です。
張り替えや修繕など長期的なコストと、メンテナンスにかかる手間とを比較し、自分にスタイルに合った床材を選びましょう。

■予算に応じた選択肢

シートフローリングや化繊のカーペットなど、各床材に比較的コストを抑えられる選択肢があります。見た目のレベルと価格を考慮し、コストパフォーマンスに優れた床材を探しましょう。予算に応じた選択を行うことで、長期的な満足度を得られます。

■環境に優しい床材

環境への配慮を重視する方は、リサイクル素材や自然素材を使用した床材を選ぶと良いでしょう。ご紹介した床材以外の選択肢として、竹材やコルクフローリングもあります。これらは再生可能で持続可能な選択肢として人気があります。

床材に合わせて選べる!石黒製作所のプラパート

プラパートの特徴

綺麗な床を維持するために「プラパート」がおすすめです。
椅子やテーブルの脚先に打ち込んで装着するタイプの保護材で、家具作りのプロの場で多く使われています。床材に合わせて5タイプから材質を選べ、さまざまな形状の脚に対応します
よくあるキャップタイプと違い、椅子の外観に影響しないのも人気の秘密。
また「木製用プラパート」は上部と下部に分かれるので、消耗したときに下部だけ交換が可能。経済的でエコな設計です。個人でも1個から購入可能なので、WEBショップでチェックしてみてください。
➡取付方法も解説!関連記事 椅子の脚にぴったり!椅子脚フェルトが剥がれるストレスを解消

木製用プラパート解説

フローリングにおすすめ!フェルトタイプ

フローリングには、フェルトタイプがおすすめです。
底部にインサート成形されたフェルトが、フローリングを傷から守ります。木製用プラパートの楽打タイプは、ハンマーで打ち込むだけの簡単装着なので、誰でも安心してお使いいただけます。
パイプ脚用の「脚端プラパート フェルト」、ループ脚用の「床の番人 フェルト」など、脚の形状に合わせてお選びください。

プラパート解説

クッションフロアにおすすめプラパート

柔らかく傷が付きやすいクッションフロアにも、傷防止のフェルトタイプがおすすめです。
表面の加工や形状によっては、滑りを良くするスリップタイプ検討してみてください。スリップタイプは底部の高滑性ポリエチレンが、床との引っかかりを防ぎ、滑りを良くすることで傷が付くのを防ぎます。床材と椅子の相性もポイントです。

プラパート解説

フロアタイルにおすすめプラパート

フロアタイルは表面の加工よっておすすめが異なります
フローリング調のフロアタイルは、フローリング同様フェルトタイプが最適です。
大理石調などツルっとしたフロアタイルには、ウレタン(グリップ)タイプが活躍します。底部のポリウレタンがしっかりグリップし、椅子を滑らせません。
ちょっとした凹凸のある柄や加工のあるフロアタイルには、滑りをよくするスリップタイプがおすすめです。床材によって使い分けが肝心です。

プラパート解説

カーペットにおすすめプラパート

カーペットには、滑りを良くするスリップタイプがおすすめ
特に毛足の長いカーペットは、繊維が引っ掛かってストレスになることもあります。スリップを装着することで引っ掛かりを防ぎ、椅子の滑りをスムーズにします。これによりカーペットの寿命を延ばすことが可能です。
➡関連記事 椅子がカーペットに引っかかる時の解決法

畳におすすめプラパート

畳プラパート」は、畳とパーツ材質の相性を徹底的に研究し、開発した専用アイテムです。
家具の脚に装着することで、摩擦を防ぎ、畳を傷から守ります。厚み4mmなので装着時も目立ちません。木製用プラパート同様、上部と下部に分かれるので、摩耗した場合は下部のみ交換可能です。大切な畳を守るためにぜひ検討してみてください。
➡関連記事 畳のささくれ予防!簡単な補修と日常ケアのコツ

畳プラパート解説

傷と引きずり音をダブルで防止

また底部はフェルトで守りながら、椅子の嫌な引きずり音を軽減するセイオンタイプもあります。弾性材のエラストマーが、引きずり音の原因となる振動を吸収します。詳しくは動画でご紹介しております。

楽打セイオン解説

適正なメンテナンスで美しい床を保つ

床材によって注意点、メンテナンス方法が異なります。正しく理解し、選定の参考にしてください。正しいメンテナンスと保護アイテムの活用で、床の寿命を延ばし、美しい状態をキープしましょう。