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テーブルとイス

イスやテーブルのガタつき問題解消!おすすめアイテム&対策法

イスやテーブルがガタつく原因を探り、問題解決のお手伝いをします。この記事を読んで、ガタつき問題を解消しましょう!おすすめのアイテムも詳しくご紹介します。

製品紹介アジャスター

家具のガタつき、グラつきは水平が保たれない状態のときに発生します。解消するためには、まず原因を探ることが重要です。

テーブル面の重要性

■家具の脚はなぜガタつくのか

家具の脚は3本あれば安定して自立することが可能です。実は3本の場合の方が、多少床に問題があってもガタつきは起きません。それでもイスやテーブルの脚は4本が一般的なのは、面の安定性が重視されるから。4本の脚が真っ直ぐ水平の状態を保つことが大前提となります

■家具の経年劣化

長年使用している家具は、素材自体が劣化し、接合部分が緩んでしまうことがあります。また、湿度や温度の変化によって木材が収縮したり膨張したりし、バランスが崩れがちな環境もガタつきの要因です。特に、木製家具は湿度の影響を受けやすく、乾燥や湿気の多い環境に長期間置かれていると、木材が変形しやすくなります。

■床の材質によるガタつき

床が不均一な場合や、素材が滑りやすいと家具がしっかり設置されず、ガタつきの原因となります。特にフローリングやタイルなど滑りやすい床材は注意が必要です。またフローリング自体が劣化し、床の水平が保たれない場合もあります。
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必要な工具

■家具の組み立てミスによるガタつき

組立家具は、説明書通りに組立てていない、工具が不足しているなど、組み立てに不備がある場合、ガタつきを生む原因となります。また、組み立て時における力加減の調整も重要で、ボルトやネジが均一に締まっていない場合、使っているうちにバランスが崩れ、ガタつきを発生させてしまいます。

■室内や使用環境

イスやテーブルの下の床は綺麗な状態でしょうか?ゴミやホコリが脚に噛んでしまって、バランスが悪くなっている場合もあります。また、家具の一点に集中的に負荷をかけるような使い方は、バランスを崩すだけでなく、家具の寿命も縮めてしまいます。

家具の脚と床

■ガタつきを放置するとどうなる?

ガタつきがある家具は、使うたびに不快な音や振動を感じることでストレスを引き起こします。さらに、安定していない家具は転倒や事故の原因となる可能性があり、安全面でも大きな懸念材料です。さらにガタつきが続くと家具の損傷が進み、修復が困難になる場合があります。早期に解消し、安全で快適な生活環境を整えることが重要です

■家具の組み立て直しで安定性を確保

まずは、家具の部品やボルトを再確認しましょう。対応した工具を使用し、ネジやボルトをしっかり締めることで、家具の安定性を取り戻すことが可能です。必要に応じて組み立て直しも検討してください。組み立て直しの際には、部品の状態を確認し、必要であれば新しい部品に交換することも有効です。

■室内環境の改善による予防

湿度や温度を管理し、家具が収縮や膨張しない環境を作ることで、ガタつきを予防します。家具の設置場所を見直し、床の材質に合わせた対策を講じることも有効です。また床は綺麗な状態に維持しましょう。環境に応じた対策を行うことで、家具の寿命も延ばすことができます

ボルトの締め直し

■まずはボルトを締める

ガタつき解消の第一歩は、家具のボルトやネジを確認し、しっかり締め直すことです。これだけでガタつきが解消される場合も多いので、まず試してみてください。ボルトやネジを締め直す際には、適切な工具を使用し、均一な力で締めることが重要です。

■簡単応急処置!自宅にあるものを活用

ガタつきをすぐに直したい場合は、段ポールや布などを家具の脚の下に挟むことで応急処置が可能です。ただし、これは急なガタつきに対処するための一時的な措置なので、長期的な安定性を考慮する場合には、よりしっかりとした対策が必要です。

■フェルトシールで安定化

100均などで手に入るフェルトシールは、床を保護するだけでなく、ガタつく場合の微調整にも使えます。手軽に試せて、重ねて貼ることもでき便利なアイテムです。フェルト以外にゴムタイプの選択肢もあります。シールの粘着力や、床との相性によっては剥がれやすいので、注意が必要です。
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■アジャスターやスペーサーの活用

脚にアジャスターが付いている場合は、簡単に調整が可能です。調整の幅が大きい場合はスペーサーを入れて調節しましょう。アジャスターが付いていない場合も、工具があれば後から取り付けることもできます。一度付けてしまえば、室内の環境変化や家具の経年劣化にも柔軟に対応ができ、家具の使用感と安定性が向上します。

アジャスターの効果

■業者に依頼する

簡単な対処法で改善が難しい場合は、家具修繕の業者に依頼するのも手です。持ち込みか出張作業か、家具の大きさや修繕内容で費用は異なります。依頼する前にしっかり要望を伝えましょう。大切な家具を長く使いたい場合は、検討してみてください。

アジャスター種類例

■床に合わせて選ぶセレクトアジャスター

石黒製作所では、アジャスターをはじめ、さまざまな家具パーツを取り扱っています。「セレクトアジャスター」は、アジャスターとしても機能はもちろん、床材に応じた素材から選ぶことができるので、ガタつき解消プラスアルファの効果を得られます。傷防止には「フェルトアジャスター」滑り防止には「ハイグリップアジャスター」など、目的に応じた選択が可能です。家具作りのプロの場でも使用されていて、品質はお墨付き。ガタつき問題の強い味方です。
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セレクトアジャスター紹介
アジャスター素材解説

■斜め脚に対応!首振りアジャスター

首振りアジャスター」は、斜め脚の家具にも使用できます。関節部に高滑性樹脂を使用しているので、首振り動作もスムーズ。ガタつき解消だけでなく、凹凸のある床にも対応します。フェルト付タイプはフローリングの床に最適です。

首振りアジャスター紹介

■インテリアに合わせて

ダイカストアジャスター」は本体に亜鉛ダイカストと使用したハイグレードタイプ。クロームと黒色があり、黒はボルト部分も黒なので、アジャストしたときにも目立ちません。さらにヘアライン仕上げの「ダイカストテーパーアジャスター」は高級感のあるデザインで、椅子や家具の雰囲気を格上げする効果があります。アジャスターとしての機能はもちろんのこと、インテリアのアクセントとしても活躍してくれます。

ダイカストアジャスター紹介

石黒製作所では他にもさまざまな家具パーツをご用意しております。「イスの引きずりで床に傷が付いた…」「イスの引きずり音がうるさい!」などなど、さまざまなお悩み解決のお手伝いができます。ぜひチェックしてみてください。

綺麗なダイニング

家具のガタつきは早めの対処が吉です。今回紹介した方法やアイテムを活用し、すぐに解消してください。また、定期的な状態チェックとメンテナンスで、快適な生活空間の維持を心掛けましょう。

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