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  • ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)

    アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体の略です。機械的性質のバランスがよく、めっき処理が可能で、用途の広いプラスチックです。


  • PE(ポリエチレン)

    半透明で衛生的に無害ですので食器関係によく使われます。電気絶縁性、耐薬品性、耐寒性に優れる反面、接着性はよくありません。


  • PVC(塩化ビニル)

    硬質、軟質とも透明な製品もでき、燃えにくく、耐薬品性、耐候性に優れています。


  • PA(ポリアミド)

    一般にナイロンと呼ばれています。機械的強度が強く、耐油性、耐熱性、耐磨耗性にすぐれています。
 
  • POM(ポリアセタール)

    耐衝撃性、耐摩擦性、滑性にすぐれ、バネとしての機能も備えています。


  • PP(ポリプロピレン)

    ヒンジ特性に優れ、強く、美しい点から家庭用品に多く使われています。


  • PC(ポリカーボネイト)

    優れた透明性、耐衝撃性、耐熱性があり、衛生的にも優れており、食器などに多く使われています。


  • PUR(ポリウレタン)

    ゴムのような弾性を有しますが、移行性がなく、耐磨耗性、耐油性、耐候性に優れています。消音、吸振効果もあります。その反面、離型性が悪く、成形が難しいという欠点もあります。

プラスチック物性一覧表(一般参考資料)
  ABS PE
(ポリエチレン)
PVC
(塩化ビニル)
PA
(ナイロン)
POM
(ポリアセタール)
PP
(ポリプロピレン)
PC
(ポリカーボネイト)
PUR
(ポリウレタン)
軟質 硬質 軟質 硬質
比 重 1.15 0.91 0.94 1.3 1.4 1.13 1.4 0.9 1.2 1.2
引張強さ
(kg/cm2
200〜600 42〜160 220〜380 110〜600 360〜600 700〜800 680 300〜380 570〜650 450
圧縮強さ
(kg/cm2
── ── 200〜250 ── 600〜900 900 1100〜1200 400〜550 730〜750 ──
アイゾット
衝撃値
(kg・cm/cm)
4〜60 ── 5〜10 ── 3〜100 5〜30 7〜12 3〜10 65〜90 ──
曲げ強さ
(MPa)
60〜140 140 20〜1400 ── ── 120 98 40 78〜90 ──
硬 度 R120 D41〜50 D60〜70 55〜95 D60〜85 R119 M80 R80〜110 M90〜95 A78〜D74
熱変形温度
(℃)
95〜105 35〜40 45〜50 ── 68〜77 70〜80 110〜120 55〜60 130〜140 100〜130
燃焼性 遅い 燃える 燃える 自然消火 自然消火 自然消火 遅い 遅い 自然消火 遅い
耐候性 わずかに
変色
ヒビを
生ずる
ヒビを
生ずる
わずかに
変色
長期間で
変色
わずかに
変色
わずかに
変色
ヒビを
生ずる
良い わずかに
変色
耐弱酸性 耐久ある 耐久ある 耐久ある 不変 不変 耐久ある(ギ酸に冒される) 大体耐える 不変 不変 耐久ある
耐アルカリ性 耐久ある 耐久ある 耐久ある 不変 不変 不変 大体耐える 不変 耐久ある 耐久ある
耐有機溶剤性 ケトン・エステル塩素系に溶解 耐久ある
(60℃以下)
耐久ある
(80℃以下)
ケトン・エステルに溶解 ケトン・エステルに溶解 フェノール以外に耐久ある 耐久ある 耐久ある
(80℃以下)
芳香族と
塩素系に溶解
耐久ある
塗 装 良い × × 普通 普通 × × × × ×
メッキ 良い × × × × × × × × ×
接 着 大変良い × × × × × × × × ×