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2018.03 社長の話

2月15日付の日経より「鴻海、スマホ生産効率化 工場無人化へ4600億円」

本日の朝礼では日経2月15日付の記事から以下の内容を紹介しました。

 


1.鴻海、スマホ生産効率化 (工場無人化へ4600億円)

・電子機器の受託製造サービス(EMS)世界最大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が主力拠点である中国でスマートフォン(スマホ)の生産体制を刷新する。中国の中核子会社の上場で調達する約4600億円を投じ、これまでの人手をかけた「人海戦術」からロボットなどの導入で生産効率を高める。生産を請け負う米アップルのiPhoneの伸び悩みや人件費の高騰で揺らぐ成長モデルの立て直しを狙う。

(1)

①「変われなければ淘汰されるだけだ」。11日、台北市の展示場で社員ら約3万人が集結した春節(旧正月)前の忘年会。郭台銘董事長は険しい表情を浮かべ、「今後3年間が正念場。古い成功の方程式は刷新される」と語気を強めた。

②鴻海の業績は、米アップルの最新型スマホ「iPhoneX(テン)」の生産混乱に加え、人件費の高騰が直撃。まだ公表してない2017年12月期の市場予想(QUICK・ファクトセット調べ)は1割程度の減益。7期連続となる最高益更新が危ぶまれている。

③その危機感が中国の中核子会社の上場計画につながった。このほどiPhone製造などを担う子会社「フォックスコン・インダストリアル・インターネット」(FII、広東省深圳)が上海証券取引所に新規上場の説明書を提出した。それによると、資金調達する273億元(約4600億円)をスマホの生産ライン改革などに充てる。

④主力拠点である深圳ではロボットが一手に生産を担う「無人工場」を操業するための通信網や生産に関するビッグデータを処理するデータセンターの整備計画が盛り込まれた。各地に6カ所あるという無人工場をさらに拡大・高度化する。
⑤これまで繊細な加工や厳密な品質管理が要求されるiPhone製造は自動化が難しく、大量の人手を必要としてきた。今回の生産改革では最新のロボットなどを大規模に投入する。高精細の「8K」技術を活用して人の目を上回る基準で品質管理する構想もある。

⑥「製造強国」を目指す中国政府の戦略を支援する面も色濃い。郭氏は整備を進める先進的な生産体制を「新たな製造業のプラットフォームとして開放したい」と発言。中国最大の製造業として優遇措置などを引き出して新たな成長を目指すとみられる。

⑦生産の効率化では、鴻海系パネル会社、群創光電(イノラックス)が製造工程の自動化を積極的に進め、年内に従業員を1万人以上削減し、5万人以下にする方針を明らかにしている。

⑧ただ、市場の鴻海の先行きに対する疑念は根強い。足元の鴻海の株価は、90台湾ドル弱と17年8月の高値から3割近く安い水準だ。67歳の郭氏は「(株価が)200台湾ドルになるまで引退しない」と強気の姿勢を崩さない。市場との認識の差を埋めるには、業績改善やアップル依存からの脱却など目に見える成果が必要となるだろう。

 

(2) iPhone販売不調響く

①台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長が成長モデルの転換を急ぐ背景には、米アップルのスマートフォン(スマホ)の成長鈍化がある。アップルのサプライヤーが多い台湾勢のなかでも鴻海はとりわけ影響が膨らんでいる。鴻海は2017年モデルでは「X(テン)」を集中生産する戦略を採った。

②顔認証や高精細の有機ELを初めて搭載し人気が集まると踏んだが、実際は高価格がネックとなり中国などで販売が不調に。18年1~3月は生産が計画比半減する誤算が発生した。

③鴻海は16年の連結売上高のうちアップル向けが約55%を占める。鴻海関係者は中国勢のスマホ製造が伸びていると強調する一方、「今は一時的に受注バランスが崩れている」と認める。

④郭氏は2月11日の忘年会で「今後はインド工場を拡張し、成長する東南アジア市場も開拓する」と述べた。新市場の現地メーカーの開拓という攻めの戦略も問われる。


以上が記事の内容です。中国は現在60歳以上の高齢者が2億4千万人にものぼるとみられています。高齢者の就業問題や高齢者を消費対象としたことに影響があるのではないかと思います。

皆さんの参考になればと思います。

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